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前回に引き続き、2023 年6 月に発行された「デジタルサイネージ専門カタログ№2023」
の新製品について、開発に深く携わった鈴木さんにお話を伺っています。
お手元にカタログをお持ちの方は、ぜひカタログと合わせて御覧ください。
―― 鈴木さん、引き続きよろしくお願いします。
鈴木さん よろしくお願いします。
―― さて最後はP44 ～ 45 掲載の「壁寄せ式EKT」についてお伺いします。
（https://www.comabo.jp/tate/ekt/ekt.html）
前回お話をお伺いした「自立移動式ET」と似ていますね。
鈴木さん 基本の構造は同じです。ET がキャスター付きの移動式なのに対して
こちらは置き型タイプ。EKT の「K」は壁寄せのK です。
―― 「 壁寄せ」ということは、もしかして置くだけで良いのですか？
鈴木さん そのとおり！よく分かりましたね。EKT の一番の特徴は壁寄せです。
壁固定ではありません。ですから施工は不要です。
―― 壁にしっかり寄せることの出来るかたちですね。
鈴木さん はい。背面の上部には、壁との距離を微調整出来る
アジャスターも付いています。ベースもアジャスター仕様になっていて
スタンドの水平度が調整出来るようになっています。
―― 背面は割とむき出しなんですね。
鈴木さん はい。壁寄せ設置が前提なので、背面のカバーなど不要なものは
あえて省いて、シンプルな構造にしています。
―― なるほど！下部はET 同様、収納スペースがありますね。
鈴木さん EKT は壁寄せなので、前面開きの収納スペースがより
活きてきます。スタンドを動かすことなく、メンテナンス出来ますよ。
―― 続いては収納できるディスプレイサイズについてお聞きします。
こちらもET 同様、スタンドのサイズは３種類ですね。
鈴木さん はい。ET 同様、43 型、50 型、55 型の汎用ケーシングスタンドです。
どのメーカーさんのディスプレイでも搭載出来るようになっていますよ。
―― カスタマイズもできたりしますか？
鈴木さん 例えば、木目シート貼りをして、より場の雰囲気に合わせたり
アンカー固定出来るようにベースを変更することもできます。
ぜひ、ご要望をお聞かせください。
―― ありがとうございます！最後に使用シーンについてお尋ねします。
雰囲気的にも、ET と同じようにホテルや大学、美術館などが良さそうですね。
鈴木さん そうですね。人目をひく存在感を活かして、フロア案内や催事の案内
館内のお知らせなど、皆さんの役に立ってくれると嬉しいですね。
―― 新製品について４回に渡ってお伺いしてきました。
鈴木さん ありがとうございました。みなさんのご意見やご要望を伺って
今後もより良い製品開発を進めていきます。
―― 楽しみにしています！ありがとうございました。
